Ankerが2025年5月30日に国内発売した紛失防止トラッカー「Eufy SmartTrack Link」を購入して試した。Androidの新しい「検索ハブ(Find My Device)」に対応し、Googleの新ネットワークによる位置検出に対応している。
Amazonで2025年5月28日に注文したところ、5月29日到着した。
購入時、iOS用とAndroid用の2種類があるので誤って購入しないように気を付けたい。
製品スペック
- SmartTrack Link (今回購入した製品)
- 約37×37×6.5mm、重量約10g
- CR2032電池で約1年動作(交換可能)
- キーホルダーとして使いやすい形状
- 同じくIPX4の防滴設計
- Google認証「Works with Android」に対応し、Androidスマートフォンの検索ハブに直接登録可能
- 2,990円
- Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link
※Android用は品切れの可能性があるので、誤購入に注意。
- SmartTrack Card (カードタイプ。今回は未購入。)
- クレジットカードサイズ(約2.4mm厚)
- 約12.4gの軽量設計
- 電池交換不可・約3年持続
- 防滴仕様(IPX4)
- 財布・パスポートケース向け
- 3,990円
- Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link
※Android用は品切れの可能性があるので、誤購入に注意。



使用感と実際の挙動
SmartTrack Linkは財布に入れて使用中。こちらはボタン電池式で1年持続するタイプ。CR2032なので交換も容易。音量や反応速度はCardとほぼ同等。Bluetooth接続が切れた瞬間にEufy Securityアプリが通知してくれるので、家を出たときに鍵を忘れたことにすぐ気づく機能もある。
Eufyアプリ側では、紛失モード時にQRコード経由で拾った人が持ち主に連絡できる機能も用意されている。AppleのAirTagと同様の発想だが、Androidネイティブ対応で完結する点が強み。
以下、Androidで「検索ハブ」から検索してみた画像。

以下、Androidで「eufy」から検索してみた画像。

総評
AnkerのSmartTrackシリーズは、Androidユーザーにとって待望の紛失防止タグ。iOS向けのAirTagが長らく独占していた領域に、ようやく実用的な選択肢が登場した。EufyアプリとGoogleの検索ハブが連携することで、広範囲な検出が可能になり、利便性は高い。
財布や鍵の紛失リスクを下げたい人には十分に選択肢となるプロダクト。Androidユーザーなら検討する価値あり。バイクや自動車に設置し、盗難時の発見に役立てるのもあり。
Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link
※Android用は品切れの可能性があるので、誤購入に注意。